凍結保存された人物6選

現在では医療技術も進歩し、人の体を半永久的に凍結保存することも可能となりました。

今回は様々な事情から遺体を冷凍保存することとなった6人をご紹介します。

彼らは、技術が向上すれば、凍結解除後また生き返ることができると信じ保存を決めた人たちですが、様々な倫理的や経済的な問題も含めて難しい話題です。

皆さんが当事者の場合、家族や知り合いの遺体の凍結保存を選択しますか?



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6.最年少で凍結保存された少女

(image..dailymail.co.uk)

2015年、2歳の女の子が脳腫瘍のため亡くなり、両親はいつの日か蘇生されることを願って凍結保存を決めました。

タイ人の少女、マセリン・ナオバラトポンちゃんは、凍結保存されている最年少の人物です。

彼女の病気は脳腫瘍の中でも症例の少ない上衣腫というもので、12回の脳外科手術、20回の化学療法、20回の放射線治療を経て、2015年の1月に両親は延命治療の器具を外しました。

その時点で、すでにマセリンちゃんの左脳は80%が失われており、右半身は麻痺していました。

それでも生きて欲しかった家族は、マセリンちゃんを冷凍保存することに決めました。

今はアリゾナにあるアルコーという凍結保存を専門に行なっている施設で-196°Cという超低温で、脳と体別々に保存されています。

マセリンちゃんの両親はいつの日か彼女が蘇生されること、また保管されている彼女の体や脳によって病気の研究が進むことを願っています。

ちなみに、アルコーの会員になるには年会費が約7万7000円、神経の処理には約800万円、全身の保存には約2000万円かかるそうです。

5.ネットを通じた募金で自身を凍結保存した女性

(image..ctvnews.ca)

23歳の脳科学を専攻していたスオッジさんは、ある日末期の脳腫瘍だと診断されました。

彼女はインターネットの掲示板にて、いろいろな話をしていた時に、凍結保存してはどうかという話題が持ち上がり、非営利のボランティア団体”ベントゥーリズム・ソサエティ” もこれに協力、無事に資金を調達することができました。

そしてスオッジさんは2013年1月に臨床的に亡くなった後、いつの日か目が覚めることを信じて、凍結保存されました。

4.凍結保存された夫に再開するために自身も凍結保存を望む女性

(image..themarysue.com)

ブリッジタウンに在住していたマルタさんとヘルマーさんは、仲良く暮らしていましたが、1994年に夫のヘルマーさんが脳腫瘍で亡くなりました。

ヘルマーさんは、自身の希望で、約2000万円の費用を費やしてデトロイトの施設で凍結保存されることを選びました。

奥さんも自身が亡くなった場合には凍結保存してもらうと決めていて、「今でも彼を愛しているし、生き返ってまた2人で暮らしたい」と語っており、いつの日か再開できることを願っています。



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3.凍結保存された大リーガー

(image..donnybrookmail.com.au)

2002年ボストンレッドソックスの名選手テッド・ウィリアムズさんが83歳で亡くなり、その後遺族がアリゾナで凍結保存を決めました。

生前テッドさんは、フロリダに散骨してほしいと希望していたものの、息子であるジョンさんが蘇生できるようにと凍結保存を選択したそうです。

しかし、長女でジョンさんの姉は父の意向を尊重しようと姉弟間で、裁判を起こしました。

結局、テッドさんは凍結保存されることになりました。

また、ジョンさん自身も2004年に白血病で亡くなってしまい、父と同じ施設で凍結保存されています。

2.人類初の凍結保存された人物

(image..dailymail.co.uk)

初めて蘇生目的として凍結保存されたとされるのが心理学の教授であるジェームズ・ベッドフォードさんです。

73歳で亡くなった後、カリフォルニア低温保存会によって1967年に保存が開始されました。

彼の凍結保存日である1月12日は「ベッドフォードの日」として凍結保存会ではお祝いされています。

1982年までカリフォルニアにて彼の遺体は保存されていましたが、その後アルコーへと引き渡され、現在も無事に保存されています。



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1.凍結保存を望んだビットコイン共同開発者

(image..uk.news.yahoo.com)

世界で最も有名な仮想通貨の一つである「ビットコイン」の第2の開発者として知られているハル・フィニーさんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)によって5年の闘病生活ののち、2014年に亡くなりました。

彼は生前、遺体をアルコーで凍結保存してほしいと希望しており、現在は約450リットルの液体窒素で満たされたおよそ3mほどのタンクで、体液を抜かれた状態で保存されています。

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