なぜ夜中のエッフェル塔の撮影が違法なのか?

 フランスの首都パリに行ったことはありますか?

 パリに行ったら、一度は見ておきたいのが、エッフェル塔ですよね。

 とても象徴的な建物で、写真撮影をする人の数も多いのですが、実は、エッフェル塔を夜間に撮影するのは違法で、最悪の場合逮捕されてしまう可能性もあります。

 今日は、そんな夜のエッフェル塔の写真が違法になってしまう理由について解き明かしていきましょう。



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・建造物の著作権

 歌や、絵などに著作権があるように、建造物にも「著作権」があります。

 しかし全ての建物に、著作権があるわけではありません。

 創作的で、学術的、美術的な建物にのみ著作権が与えられています。

 例えば、住宅や、ビルなどには基本的に、著作権がありませんが、シンデレラ城や東京スカイツリー、楳図かずおの自宅には、著作権があります。

 またビルや自宅であっても、プラダやルイヴィトンのビルや、楳図(うめず)かずおの自宅などの、デザイン性のある建物は、著作権を持っていることになります。

エッフェル塔の著作権

 もちろん、エッフェル塔にも著作権があり、普通に撮影することはもちろん、壁紙に使用したり、商品の表紙にすることはできません。

 しかし、建物の著作権は、著作者の死後50年以上経過すれば、その権利は失われ、公共物として扱われるようになります。

 エッフェル塔の設計者は、アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルです。

 エッフェルさんは、1923年に亡くなったので、約90年経過した今では、著作権は失われ、エッフェル塔を撮影することは何の問題もありません。

(image..pixabey.com)



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・芸術作品

 しかし、現在のエッフェル塔は、日中に撮影することは自由ですが、夜間の撮影が禁止されています。

 その理由は、ライトアップにあります。実は、エッフェル塔は、1985年に照明が据え付けられました。

 そして、徐々にエッフェル塔に、本格的なライトアップや、イルミネーションが施されるようになると、「あれ?これ・・もう・・アートじゃね?これ建物っていうか作品じゃね?」となったのです。

 実際に夜中のエッフェル塔は、ギンギラギンに光り輝いています。ライトアップしたことによって、エッフェル塔に新たな創作性がプラスされたことで「芸術性のある建造物」いわゆるアート作品という扱いになったのです。

 実際に、2005年2月2日に改めてパリ市が、この著作権を取得しました。そのため、ライトアップされたエッフェル塔は、アート作品なので、撮影することができないのです。

 ちなみに、日本ではこのような規制はありませんので、おうちをライトアップしないでくださいね。

(image..pixabey.com)

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  1. 他人が作ったものを勝手に改造して著作権をとれるのか・・・
    なんというかリスペクトがないな

  2. 勝手に公衆の面前に出したものなのに、写したら違法はイカれてるわ

コメント