今まで販売された中で高価な写真10選

 今でこそ写真は芸術と言われるようになりましたが、そう言われるようになったのは1920年頃からで、それまでは写真は芸術作品というイメージはありませんでした。

 絵画や、音楽のように、まさに分かる人にだけ分かる芸術作品なのでしょう。そういった芸術写真は、近年オークションなどでとても高値をつけています。

 今回は、そんな今までに高額で取引された写真を10作品ご紹介します!



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10.ジョージア・オキーフ/アルフレッド・スティーグリッツ(約1億6千万円)

 撮影者のアルフレッド・スティーグリッツは、近代写真の父と呼ばれた権威ある写真家です。

 1919年に撮られたこの作品は、彼の妻であるジョージア・オキーフの手をモチーフとしたもので、2006年にニューヨークで約1億6千万円の値をつけました。

9.ヌード/エドワード・ウェストン(約1億8千万円)

 エドワード・ウェストンは10代のうちから成功を収めた珍しい写真家で、初期は肖像写真を、中期以降はヌードや風景、野菜などを素材にしていました。

 アメリカの写真史の中でも最も影響力がある一人だと言われている彼のこの作品は、2008年、ニューヨークにて約1億8千万円で取引されました。

8.トボリスク・クレムリン/ドミートリー・メドヴェージェフ(約1億9千万円)

 この写真は何と、写真家ではなく、ロシアの現首相ドミートリー・メドヴェージェフが2009年に空中から撮影したものです。このお城トボリスク・クレムリンは、1587年に建造されたロシアにある要塞です。

 2010年にチャリティオークションへかけられたこの写真は、1億9千万円で落札されました。



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7.ビリー・ザ・キッド/不明(約2億5千万円)

 アメリカ西部開拓時代の伝説のガンマン、ビリー・ザ・キッドの名前は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

 撮影者も不明で、1979~1880年の間に撮影されたということしか分かっていませんが、彼の姿を収めた貴重なこの一枚は、2011年に約2億5千万円で取引されました。

6.無題 #153/シンディー・シャーマン(約3億円)

 セルフ・ポートレイト作品で有名な写真家シンディー・シャーマンが1985年に撮影したこの作品は、2010年、ニューヨークのオークションにて約3億円で落札されました。

 彼女はホラー映画の監督も務めたことがあるというので、この作品の雰囲気も納得ですね。写っているのは彼女自身だそうです。

5.池と月光/エドワード・スタイケン(約3億2千万円)

 これは、写真家や画家、美術館のキュレイターでもあったエドワード・スタイケンの代表作で、1904年、ニューヨークにある友人宅近くで撮影した一枚です。

 まだカラー写真が発明されておらず、手作業で印画紙にゴム印画を多重に焼き付けて、カラー写真のような効果を出したものなんだとか。

 現存するプリントは三枚しかなく、そのうちの一枚が、2006年にニューヨークで約3億2千万円の値で取引されました。



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4.99セント/アンドレアス・グルスキー(約3億7千万円)

 ドイツを代表する現代写真家であるアンドレアス・グルスキーが1999年に撮影したこのカラフルな写真は、日本で言う100円ショップのような店内を撮影したものです。

 それぞれ縦2m、横3mという2枚の写真で構成された巨大作品には、あえて遠近感を感じさせないデジタル処理が施されているそうです。

3.戦死した兵士たちは語る/ジェフ・ウォール(約4億円)

 カナダの写真家であるジェフ・ウォールは、写真に絵画的な物語性を与える映画的写真 (シネマトグラフィック・フォトグラフ)という手法で有名です。つまり何気ない瞬間を写したように見える写真も、実は事前に構図をセッティングしたものだというのです。

 この写真も一見戦闘後のありのままの光景のようですが、実際はパートごとの撮影とデジタル処理という、周到な準備と手間のかかった作品なんだそうで、2012年に約4億円の値をつけました。

2.無題 #96/シンディー・シャーマン(約4億4千万円)

 先ほど紹介したシンディー・シャーマンが1981年から手掛けた「センターフォールド」シリーズ。言わばグラビア雑誌の見開きページのパロディのような横長の作品群の中の一枚がこの作品で、これも写っているのは彼女自身です。

 2011年、ニューヨークのオークションにて、約4億4千万円で落札されました。

 タイトルで余計な注釈を付けず、解釈は見た人の感性に委ねるというのも彼女のこだわりなんだそうですよ。



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1.ライン川/アンドレアス・グルスキー(約4億8千万円)

 こちらも先ほど紹介したアンドレアス・グルスキーの作品です。「99セント」も巨大でしたが、ヨーロッパを流れるライン川を撮影したこの作品も、縦2m、横3.5mという巨大写真です。

 オリジナルの写真撮に移っていた犬の散歩をしている人をデジタル処理で消したそうで、文字通り“何もない“空間の写真ですね。

 1999年に撮影されたこの作品は、2011年のオークションで約4億8千万円という驚愕の価格で競り落とされました。

via..therichest.com, Wikipedia

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  1. データ弄ってもいいのかよw
    まぁ、今のカメラは、写した時点でデータいじられてるけどなw

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