このまま人口は、増加し続けるのか?

 現在の世界人口は、約76億人と言われており、毎年約8300万人ずつ増加しています。

 このまま人口が増え続けると、2050年には世界人口は、98億人に達し、食料危機や、エネルギーの奪い合い、貧困層の増加など、さまざまな混乱が起きるという人もいます。



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・1800年頃の人口

 さて、世界人口は1800年の段階では、10億人程度しかいませんでした。

 それが、1940年には23億人になり、1970年には37億人、2016年には74億人と倍プッシュされています。

 しかし、このような爆発的な人口増加が、ずっと続くわけではありません。

 それは、人口の増加がどのように進むのかを知れば、わかります。

・産業革命の影響

 人口の増加は、4つの段階を踏みます。

 第一段階は、発展途上の頃です。

 18世紀頃、当時のヨーロッパは、不衛生で、食物は少なく、医療も発達していませんでした。

 そのため当時の女性は、1人あたり4人~6人の子どもを産みましたが、成人に達することができたのは、そのうち2人だけという時代でした。

 そのため、出生率が多いにも関わらず、人口が大きく増加することはありませんでした。

 そんな中、産業革命が起きたことで、農民が工業製品を生産する労働者になり、大量生産された品物が普及、高度な医療技術が発達し、底辺の生活が底上げされました。

(image..pixabay.com)



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子供の死亡率低下

 このような時期を経て、次に第二段階に入ります。

 食糧が増え、衛生的になり、医学が向上したことで、子供の死亡率が低下しました。

 しかし、子供を産む人数は以前、4〜6人のままだったので、人口の爆発的な増加が起こりました。

 1750年に600万人だったイギリスの人口は、1850年までの100年間で2倍以上となる1500万人に達しました。

人口増加の低速化

 そして、人口の増加が低速化する第三段階に移行します。

 死亡率が低下したことで、必然的にたくさんの子どもを産む必要がなくなり、出生率が低下、それに伴って、人口の爆発的な増加が収まり、安定した状態が生まれるようになります。



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・先進国の実態

 そして、現在、日本やアメリカ、イギリスなどの先進国が置かれている第四段階では、人口の増減は、ほとんどありません。

 世界のほとんどの国は、この1から4の段階を経て、最終的には、人口の増減がほとんどない状態になります。

 現在では、カタールの人口増加が目覚ましいですが、これもいずれ第四段階に進むことで、落ち着くということです。

 そして、第五段階では、やがて世界人口の爆発的な増加は終わり減少し始めると考えられています。

 ちなみに、国際応用システム分析研究所によると、現在のヨーロッパの出生率が世界中でも定着すれば、人口は減って行き、世界の人口は2200年に35億人になり、さらに、2300年には10億人をわずかに下回ると考えられています。

 今よりさらに発展した世界に、もし10億人しかいなかったら、どんな世界なのか、想像もつきませんね。

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