賢い考え方こそが、人類が抱える問題の解決策になると思いがちですが、時には、一般的な考え方とは、全く逆の発想を持って取り組まなければ問題を解決できないこともあります。
今回は、そんな奇妙なアイデアが良い結果をもたらした例を6つご紹介します!
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6.鏡

(image..article.wn.com)
アルプス山脈のふもとには、ヴィガネッラという200人の住民が住む小さな村があります。
この村は、山の大きな影に隠れているため、1年でたった84日しか太陽の光が届くことはありません。
そこで、地元民が太陽の光を反射させるための巨大な鏡を山の傾斜に設置することを思いつき、このアイデアに村人が賛同し、1000万円もの費用が集まりました。
そして、2006年にコンピューターで操作することのできる幅8m、高さ5mの巨大な鏡のパネルが設置されると、ヴィガネッラの村が暗闇に悩むことはなくなりました。
5.スーパーコンピューター

(image..downloadblog.it)
量子力学、天気予報、気象研究などの、計算処理に使用されるスーパーコンピューターは、とても高額で、簡単に購入できるものではありません。
そこで、アメリカ空軍研究所の社員は、SONYのプレイステーション3を使って、できるだけ安くスーパーコンピューターを作りました。
それが通称「コンドルの群れ」と命名された、約1700台のPS3を使ったスーパーコンピューターです。
能力は、世界のスーパーコンピューターの中では、20位程度だといいます。そろそろPS4に買え変えてあげたほうがよさそうですね。
4.シェードボール

(image..sciencenewsforstudents.org)
ロサンゼルスの貯水池では、紫外線が塩素と反応することで発生する発癌性のある異臭に住民たちは、悩まされていました。
そこで、この水質汚染を防ぐシュードボールという黒い玉が開発されたのです。
この黒いボールが、貯水池に流れると、表面を覆い、蒸発を減速するだけでなく、藻類の成長を防ぎ、太陽光を遮断することで、異臭の発生を防ぎます。
ちなみに9600万個を浮かべるのに、約40億円の費用がかかるようです。
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3.水を流す

(image..pexels.com)
ブラワヨは、100万人以上が住んでいるジンバブエで2番目に大きな都市です。
しかし、2012年に、大規模な干ばつが襲ったことで、ダムが干上がってしまい、水の使用に制限がかかってしまったのです。
すると、下水道の中の汚物が腐り、悪臭を放つようになりました。
ちょっとや、そっとの水では、流れないほど汚れきった下水道を一掃するために政府が行った解決策は、市民がトイレの水を同じ時間に一斉に流すというものでした。実際に毎週月曜日の午後7時30分に、100万人もの人々が用を足さずに、水を流すことで、下水道の洗浄が行われました。
たった一人の力は僅かですが、100万人が同時に協力すれば、強大な敵をも打ち砕くことができるのです。
2.イルカ

(image..gettyimages.fi)
中国のバオ・シシュンは、身長2m46センチと、世界で一番身長が高い男性です。
ある日、彼は中国の水族館で、誤ってゴムの塊を飲み込んでしまった瀕死のイルカが2頭いるという話を耳にしました。
水族館の職員が、イルカの口の中に手を突っ込んだのですが、ゴミには手が届かず、なすすべのない状態でした。
そこで、現場に向かったシシュンは、2頭の口の中に世界一長い腕を入れ、胃の中からゴミを取り出したのです。
ゴミを取り出されたイルカは、元気になり、この出来事は、マスコミに大きく取り上げられました。
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1.ハグ

(image..bigstockphoto.com)
2006年3月のネバダ州で、パイン中学校の14歳の生徒が、学校に入るなり38口径の拳銃を取り出し発砲しました。もしあなたが、このクラスの一員、または先生だったとしたら、どうしますか?
もちろん、一目散に逃げるか、隠れるかですよね。しかし、このクラスの女性教師は、違いました。
彼女は、3発の銃弾を放った、生徒のところに駆け寄っていき抱きしめたのです。そして、彼に、「大丈夫、あなたを放っておくことはしない」と伝えました。
何人かの負傷者は出ましたが、誰も死なずに済んだのは、まさに教師がハグという選択をとったからに他なりません。
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