化粧品に使われているとんでもない原料8選

 いつも使っている化粧品やスキンケア用品の成分、気にしていますか?

 肌につけるものなのだから、きちんと成分表を確認しているよという方でも、小難しいカタカナの名前と効能は知っていても、その成分が何から作られているか知らないことが多いのではないでしょうか。

 綺麗になるために使う物だから、原料も綺麗な物のはずと思っていらっしゃるかもしれませんが、中には、思わず鳥肌が立ってしまうような物から抽出される成分もあるんです。

 今回は、そんな、化粧品に使われているとんでもない原料を8つ、ご紹介します。



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1. クジラの排泄物:高価な香水の原料

(image..globetrotterdiaries.com)

 アンバーグリス(竜涎香)と呼ばれるこの蝋(ロウ)のような黄色い固形物は、香水などの香料に使われる非常に希少なものなのですが、なんとこれ、マッコウクジラの体内で生成されて、糞と一緒に体外に排出される物なのです!

 アンバーグリスは「海の金」とも呼ばれ、1g当たり約2,200円で取引されるため、2013年にイギリスの海岸に漂着したアンバーグリスは、約620万円もの値が付いたこともあるそうですよ。

2. 植物に寄生する昆虫:口紅の原料

(image..nofoodwithaface.files.wordpress.com)

 あなたのお気に入りのリップの色も、虫から抽出した物かもしれません。

 コチニールカイガラムシは、中央・南アメリカに生息する、3mmほどの小さな昆虫です。メスは赤いサボテンの実を食べるため、コチニールカイガラムシを潰すと、鮮やかな赤い色が出ます。染料や食品添加物としても使われるコチニール色素は、このコチニールカイガラムシを乾燥させ、温水で色素を抽出した物なのです。

 コチニール色素は何世紀にも渡って使われてきており、色素自体がアレルギーを引き起こすことは無く、殆どの人にとって安全と考えられているので、口紅やアイシャドウ、アイスクリーム、キャンディ、ヨーグルト等に広く使われています。

3. 牛の精液:ヘアトリートメントの原料

(image..chelseasgirl.files.wordpress.com)

 アルガンオイルやシアバターが髪に良いと聞いたことはありますが、牛の精液が髪に良いなんてご存知でしたか?なんでも、牛の精液にはタンパク質が多く入っているため、乾燥したり傷んでしまったりした髪の毛を綺麗にする効果があるのだそうです。

 ロンドンのナイツブリッジにある美容室、「Hari’s」 では、牛の精液と、これまたタンパク質が豊富に含まれている、カテーラと呼ばれる植物の根を配合したトリートメントを使っていました。シャンプー後にそのトリートメントをつけて、あたためながら45分くらい置いて洗い流すと、匂いも無くツヤのある髪に仕上がるので、とても好評だったそうです。

 ちなみに値段は、驚きの約13,000円になります。

4. カタツムリの分泌液:保湿化粧水やクリームの原料

(image..smashinglists.com)

 数年前に韓国コスメで流行ったのでご存知の方も多いかもしれませんが、カタツムリの粘液は保湿化粧水や保湿クリームの原料として使われています。

 2006年ごろ、フランス料理に使うエスカルゴ農家の手がスベスベだったことから、カタツムリの分泌液の美容効果に注目が集まりました。カタツムリの分泌液に含まれているグリコロール酸とエラスチンが、傷やバクテリア、UVからお肌を守ってくれて、さらに、細胞のターンオーバーを促してお肌を再生してくれるそうです。傷や妊娠線、ニキビの治療にも効果的と言われています。

5. 魚の鱗・皮:マスカラやマニキュアの原料

(image..sometimesfancy.files.wordpress.com)

 海外では、コウモリの糞がマスカラの原料だというデマが広まっているそうですが、実際にマスカラに含まれているのは、コウモリの糞ではなく、魚の表面に付着しているグアニンという成分です。糞よりはまだマシですよね・・・?

 グアニンは、タチウオやサンマ等の魚の光沢を作り出している主成分で、その光沢の美しさから、マスカラやマニキュアにパールのような光沢や色味を出すために、グアニンという成分がよく使われているのです。



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6. ダイナマイトにも使われる珪藻土:デオドラントや角質除去剤の原料

(image..guernseydonkey.com)

 ダイナマイトにも色んな種類がありますが、ノーベルが発明した世界初のダイナマイトは、ニトログリセリンを珪藻土にしみ込ませた物でした。ダイナマイトの原料と聞くと危険なものに思えますが、爆発するのはニトログリセリンの方で、珪藻土は植物性プランクトン(珪藻)の死骸が堆積し化石になった物で、それ自体は危険な物ではありません。

 吸湿性に優れているので、除湿剤やバスマットとして使われている他、粉にしやすく、適度な硬さを持っている為、角質除去剤や歯磨き粉、デオドラントやパウダー等の化粧品にも使われているそうです。



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7. サメの肝油:リップクリームや日焼け止め等の原料

(image..northwoodhealthfoods.com)

 スクワレンは、人間を含むほぼすべての動植物が生み出している、自然由来の油です。ですが、深海鮫を除く動植物のスクワレンの含有量は僅かなため、出回っている殆どのスクワレンは、深海鮫の肝臓から抽出された物です。

 スクワレンは、そのままの状態でサプリメントとして市販されることもありますが、酸化しやすいため、化粧品には、スクワレンに水素を加えた状態のスクワランが使われます。スクワランオイルは肌に浸透しやすいのが特徴で、リップクリームや日焼け止めに含まれていたり、保湿オイルとして使われたりしています。

8. 羊の「ウールワックス」:シェービングクリーム等の原料

(image..4.bp.blogspot.com)

 ラノリンは、羊毛から抽出される蝋のような物質で、羊の毛や表皮を気候から守る役割をしています。防水性や潤滑性に優れているため、プロペラの錆止め兼潤滑剤や、野球グローブを柔らかくするためにも使われますが、化粧品やヘルスケア製品にも多く使われており、ラノリンで検索すると、有名メーカーも含む多くの製品にラノリンが使われていることが分かります。天然由来の成分なので、授乳中のお母さんの乳頭痛の治療にも用いられるそうです。

via..oddee.com

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  1. へぇ~、へぇ~、と頷きながら読みました
    いつも面白い知識をありがとうございます!

  2. とんでもない理由で鯨殺されてるぞ、しかも絶滅危惧種のマッコウクジラだ
    そんなことより誰か私の精液で頭洗う?

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