世界にある汚染された川・湖10選

 夏になると、川で遊んだりバーベキューをしたりと、川へ出かける人も多いですよね。

 日本でも都市部の川は水質汚染が問題になっていたりしますが、まだ多くの川は川遊びをしたいと感じられるレベルだと思います。

 しかし世界には、とんでもないレベルで汚染が進んでいる川や湖が数多く存在するのです。

 今回は、中でも衝撃的な汚染レベルの川・湖を10個ご紹介します。



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10.マリラオ川(フィリピン)

 フィリピン政府黙認のもと様々な産業廃棄物が持ち込まれるマリラオ川はマニラに程近く、25万人もの住民の生活用水だそうですが、当然投棄された重金属などの影響で健康を害する人が後を絶ちません。

 もはや、ゴミだらけの川なのかゴミ埋立地なのか、区別がつきませんよね・・・

 フィリピンには、このような「デッド・リバー(死んだ川)」と呼ばれる川が50も存在しているそうです。

9.漢江(中国)

 中国内陸の陝西省から湖北省武漢市までを流れる漢江も、環境汚染の影響ですっかり藻で覆われてしまいました。

 工業の急発展により、中国国内にはこのようなレベルまで汚染されてしまった川が少なくありません。政府も経済の発展のためにはやむを得ない犠牲だと考えているようです。

 それにしてもこの男性、どうしてこんな藻だらけの川を泳ぐ気になったのでしょうか?!岸にあがったら体中が藻でコーティングされていそうです・・・

8.黄浦江(中国)

(image..wikipedia)

 上海市内を流れる黄浦江は上海に住む人々の貴重な生活用水ですが、化学物質や下水、有害金属の成分などが多く含まれていると言われています。

 そして2013年には、ある農家が黄浦江に16,000匹もの死んだ豚を投棄するという事件がありました。川から死んだ豚が16,000匹も流れてくるなんて軽くホラーですよね。

 上海市当局は、これらの件に関して、黄浦江の水質汚染は確認されていないとして水道水の供給も通常通り行っているそうです。



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7.パシッグ川(フィリピン)

 一見普通の路地に見えそうなこの写真も、ゴミで水面が見えなくなってしまった川の一つです。

 キリストは湖の上を歩いたと聖書に書かれていますが、ゴミが溜まりすぎたこの川では、普通の人が水面を歩いている姿を見ることができるんだとか。まだこれを水面と呼べるのなら・・・ですが。

 この川に捨てられるゴミの約70%は家庭ゴミだそうで、一日1,500トンも捨てられているというんだから驚きですよね。

6.ガンジス川(インド)

 インド最大のガンジス川は神聖なものと考えられており、沐浴やお葬式など、ヒンドゥー教の様々な儀式に使われます。

 しかし、そういった儀式の後に川を片付けるという考えが人々になかったからなのか、近隣工場のせいなのか、神聖なガンジス川の汚染は年々深刻になっています。

 水質汚染が原因の癌も多数報告されていますし、そもそもこんなに汚い川で魂が浄化されるのか、疑問に思ってしまいますよね。

5.ミシシッピー川(アメリカ)

 アメリカ最長の川であるミシシッピー川も、汚染問題に苦しむ川の一つです。

 アメリカ中核地域の産業を支えるこの川には、毎年膨大な量の排水や有害化学物質が流されるようで、メキシコ湾へ流れ込む河口付近は、生物が生息できない「デッド・ゾーン」と化しているそうです。

 新興国はともかく、アメリカでもここまでの汚染が起きているのは少し意外な気もしますね。



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4.ラジャスタン州の湖(インド)

 ラジャスタン州には美しい湖が数多くありますが、一方で、汚染が深刻な湖も少なくありません。

 例えばこの湖は完全に広大なゴミ捨て場として使われており、排水や化学物質、ゴミの投棄が積み重なって、湖面を覆いつくしてしまいました。

 最近になって、これらの湖を綺麗にしようという試みが始まったようですが、果たして美しい湖をどこまで取り戻せるのでしょうか。

3.リオデジャネイロの川(ブラジル)

 リオオリンピック開催前には、ひどい水質汚染によりボート競技の選手が病気になる可能性が指摘されたり、実際にトレーニングでリオ入りした選手が熱や下痢に悩まされたりしたリオデジャネイロの川の水。

 いくつかの試験では、南カリフォルニアで有害とされる基準値の170倍の数値を叩き出したといいます。

 工業廃水に加え、未処理の下水がそのまま垂れ流された川であれば、魚が死んでしまうのも無理ないですよね。この魚が市場で売られないことを祈るばかりです・・・

2.マタンサ川(アルゼンチン)

 アルゼンチンの中東部を流れるマタンサ川沿いには7万人が暮らしていますが、排水や下水、ゴミに加え、皮なめし工場や石油関連工場からも毎日大量の産業廃棄物が流れ込むこの川の汚染レベルは、写真以上だといいます。

 汚染問題は遅くとも1860年代には表面化していたというのだから、年季が入っていますよね。

 政府も過去に何度か川の浄化を試みてはいるものの、改善は見られていないようです。



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1.涧河(中国)

 河南省を流れるこの川が「血の川」と呼ばれる由来は、写真を見れば一目瞭然ですよね。

 一晩足らずでこの色になってしまった原因は、近くにある化学工場が赤い染料を雨水管に違法投棄したことで、その工場はすぐに閉鎖されました。

 その後の調査で、特に有害な重金属や化学物質は含まれていないことが分かったそうですが、染料が溶けてしまったとなれば、飲むのはもちろん、川遊びなんてした日には皮膚が真っ赤になりそうですね。

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