歴史的価値の高い“伝説の剣”10選

今や見る機会はほとんどありませんが、剣や刀はかつて騎士や武士にとっての必需品で、まだ銃や大砲がなかった時代の戦には欠かせないものでした。

数々の実戦で活躍した剣や偉人の剣、王族や将軍に代々受け継がれた剣など、世界には“伝説の剣”と呼べる剣が少なからず存在します。

今回は、世界でも有名な“伝説の剣”10選をご紹介します。



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10.山下奉文の軍刀

 

山下奉文(1885年~1946年)は第二次世界大戦中の日本陸軍軍人で、当時イギリスの植民地だったマレーシアやシンガポール征服時の大活躍から「マレーの虎」という異名を持っています。

彼の軍刀は1650年頃に活躍した刀職人である藤原兼長の作で、終戦後にアメリカ軍へ引き渡され、今日まで、アメリカのウェストポイント陸軍士官学校近くの資料館で展示されています。

9.サン・マルティンのサーベル

 

ホセ・デ・サン・マルティン(1778年~1850年)は南アメリカの独立戦争を率いた英雄で、ペルー独立の父とも呼ばれています。

そんな彼が、機動的で戦闘に最適だと重宝していたのが、ロンドンで購入したというこのサーベル(曲刀)でした。

サン・マルティンの死後、仲間の軍人に受け継がれましたが、1896年、ブエノスアイレスにある国立歴史博物館に寄贈され、現在まで保管されています。

8.「七支刀」

 

4世紀頃、高句麗と新羅とともに朝鮮三国時代を築いた白済王朝は、中国各地や朝鮮半島の西部を統治していました。

諸説ありますが、この七支刀は、その百済王朝から、当時の日本である倭の王に贈られたと考えられています。

何といっても形状が特徴的なこの刀は全長74.9cmで、戦いのためではなく、儀式的な用途のためのものだったようです。

現在は日本の国宝に指定され、奈良県天理市の石上神社に保管されています。



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7.ウィリアム・ウォレスの剣「クレイモア」

 

ウィリアム・ウォレスは、13世紀〜14世紀初頭にかけてのスコットランド独立戦争を率いた人物です。

裏切りによりイングランドのエドワード1世に捕らえられ、反逆罪で処刑されてしまいますが、現在に至るまで彼はスコットランドで英雄として称えられています。

彼が使っていたとされるこの剣は刀身1.3m超、重さはなんと2.7kgで、この剣の大きさから、ウォレスが190cmを超える大男だったとする説もあります。

現在この剣は、スコットランドのナショナル・ウォレス・モニュメントに展示されています。

6.エル・シッドの剣「ティソーナ」

 

イベリア半島に存在した中世の帝国カスティーリャ王国に生まれたエル・シッドは、軍の指揮官や外交官となって活躍し、スペインの英雄となりました。

強い剣士でもあった彼は多くの剣を所有していましたが、中でも最も有名なのがこの「ティソーナ」で、今はスペインのブルゴスにある博物館に展示されています。

炎の剣とも呼ばれるこの剣には、持つ者の強さによって剣の強さが変わり、強い者が持つと敵は恐怖に慄き、戦わずして敗北を認めるとの逸話があります。

5.ナポレオンの剣

 

ナポレオン・ボナパルト(1769年~1821年)は誰もが知っているフランス皇帝で、政戦両略の達人であり、数々の戦いにおける勝利でフランスの地位を築き上げました。

2007年夏、武器コレクターでもあったナポレオンが所有していた剣がフランスでオークションにかけられ、8億円近い値をつけました。

金で装飾されたこの美しい剣は、ナポレオンから弟に贈られた後、何世代にもわたりボナパルテ一家に受け継がれていたものです。



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4.慈悲の剣「カーテナ」

その強い信仰心から、「懺悔王」として知られているイングランドのエドワード王 (1004年~1066年)が所有していた剣は慈悲の剣と呼ばれ、1236年にカーテナと名付けられて以降は王室の儀式のために使用されてきました。

その先端が短く切られている理由は分かっていませんが、無用な殺生を防ぐために天使が折ったのだという神話があるそう。

現在では英国の戴冠宝器(クラウンジュエル)の一つとして数えられている、とても貴重な剣です。

3.アリーの剣「ズルフィカール」

 

イスラム指導者アリー・イブン・アビー・ターリブ(600年?~661年)は、預言者ムハンマドの従弟で、656年から661年に暗殺されるまで、イスラムの最高指導者を務めました。

この剣は、戦場でのアリーの能力を高く評価していたムハンマドがアリーに贈ったものだと言われており、今では伝説の名剣、イスラム信仰の象徴として多くの人に称賛されています。

刀身のイスラム語は「アリーに勝る英雄なく、ズルフィカールに勝る剣なし」と書いてあるのだとか。

2.「本庄正宗」

 

日本刀剣史上最も偉大な刀鍛冶として1288年~1328年頃に活躍した正宗の作品は、その美しさと品質で何世紀にもわたって伝説化し、今や「正宗」の名は日本刀の代名詞となっています。

中でも有名なこの本庄正宗は、徳川家に代々受け継がれていた名刀でしたが、終戦後、GHQによる“昭和の刀狩り”でアメリカに引き渡されて以降の行方は分かっていません。

終戦後の混乱で消えてしまった、最も重要な歴史的遺物の一つだと言われています。



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1.カール大帝の剣「ジョワユーズ」

 

5世紀から9世紀にかけて西ヨーロッパを支配したフランク王国のカール大帝(742年~814年)は、在位中に王国を中央ヨーロッパにまで拡大させたことで、ヨーロッパの父と呼ばれました。

彼が所有していたジョワユーズは、金やダイヤモンドで装飾が施された美しい剣で、現在、ルーブル美術館にも展示されています。

しかしながら、それが本物なのかどうかは明言されておらず、ジョワユーズの行方は諸説語られています。

via..toptenz.net, Wikipedia

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