世界の急すぎる坂道8選

 坂道に興味が無くても、ダイハツ車のCMで江島大橋(通称ベタ踏み坂)を見たことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 調べたところ、かなりの急勾配に見える江島大橋でも、勾配6.1%程度なんだそうです。しかし、世界には、実際に勾配30%を超える急な坂道も存在します。

 今回はそんな、世界の、地元で有名な急勾配の坂を8つ、ご紹介します。

 ※ソースによって多少の角度の差がありましたので、順不同で、急な順にはなっていません。また、日本にも同じくらい急な坂道があるようですが、割愛させて頂きました。



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8. ボールドウィン・ストリート (ダニーデン, ニュージーランド)

(image..cntraveler.com)

 ニュージーランドのダニーデンの住民は、毎日、35%の急勾配の坂を上って帰宅しなければなりません。このボールドウィン・ストリートは、「世界一急な街路」としてギネスに登録されています。

 19世紀にニュージーランドはイギリスの植民地だったのですが、イギリス人のチャールズ・ケトルさんが、実際の地形を考慮せずに地図の上で格子状に道を引いたため、このような急勾配の道が出来てしまったそうです。

 世界一急な街路を見ようと、ボールドウィン・ストリートには、世界中から観光客が訪れています。頂上からりんごを落としたら、もう取りに行くことはできないでしょうね・・。

7. カントン・アベニュー (ピッツバーグ, ペンシルベニア州, アメリカ)

(image..pinterest.jp)

 ピッツバーグのカントン・アベニューは、なんと勾配37%とも言われる、かなり急な坂道です。そして、この石畳の坂道は、年に一度開催される自転車ロードレース、ダーティー・ダズンのコースにもなっています。

 ダーティー・ダズンは、1983年から1993年を除いた毎年開催されています。このレースの約80kmのコースでは、カントン・アベニューの他にも12個の坂道を通らなければなりません。約48km・8つの坂道を越えた後に、この最難関とも言える37%のカントン・アベニューを上らなければなりませんから、かなり厳しいコースと言えるでしょう。中には、7時間もかけて完走する方もいるそうです。毎年200人以上が参加しますが、彼らの殆どの目標が、レースに勝つことではなく完走することなのです。

6. バクスター・ストリート (ロサンゼルス, カリフォルニア州, アメリカ)

(image..theeastsiderla.com)

 ロサンゼルスにあるバクスター・ストリートは、勾配32%と言われており、ロサンゼルスで一番急な坂という訳ではありません。しかし、急な上り坂の直後に同じくらい急な下り坂になっているため、しばしばバスなどの長い車両が、坂の頂上で立ち往生してしまうそうです。

 バクスター・ストリートは、アレサンドロ・ストリートとエイボンストリートの間をほぼ直角に走っている通りです。アレサンドロ・ストリート側から進むと、上りの後にすぐ下り、そしてまた上りと下りが続き、坂を上り切ったからと言って一息ついている暇はありません。車メーカーが、エンジンの性能を見せるために、新製品の車でバクスター・ストリートを上らせることもあったそうです。

5. エルドレッド・ストリート (ロサンゼルス, カリフォルニア州, アメリカ)

(image..scoopnest.com)

 ロサンゼルスのエルドレッド・ストリートは、アベニュー50と、クロス・アベニューの間をほぼ直角に走っている、高低差約66.8m、勾配33%の坂道です。しかし、途中からは階段になっており、クロスアベニュー側へは徒歩でしか通り抜けることが出来ません。

 そのため車で通り抜け出来ない上に、郵便は、この坂道を上って各家に届ける代わりに、坂の麓にある集合メールボックスに投函されます。

 エルドレッド・ストリートは、1912年に作られ、20世紀初めまで辺りの土地を所有していた、デロス・W・エルドレッドさんに因んで名づけられました。1950年代以降は、市によって道の勾配は約15%までと定めたそうですから、この近隣の急勾配の坂は、少なくとも60年の歴史があることになりますね。



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4. ファーゴ・ストリート(ロサンゼルス, カリフォルニア州, アメリカ)

(image..engagedobserver.blogspot.jp)

 ファーゴ・ストリートは、6番でご紹介したバクスター・ストリートの一本隣を平行に走っている坂道です。市の測量士が測ったところ、勾配33%だったと言われています。自転車の坂道上りレースの開催地になっていますので、ロサンゼルスで急な坂と言えば、ファーゴ・ストリートを思い浮かべる人が多いそうです。

 ファーゴ・ストリートでは、1974年から、ロサンゼルス自転車乗りクラブが、年に1回の坂道上りレースを主催しています。オレンジ・カウンティ・レジスター紙に拠ると、320m程のごく短いコースにも関わらず、かなり急勾配なため、2011年のレースで1回でもこの坂を上りきれた人は、118人の参加者中わずか70人だったそうです。上り切った人には、坂を上りきったことを自慢する権利と、記念品のあて布が授与されるそうです。

3. ワイピオ・バレー・ロード (ハワイ島, アメリカ)

(image..bestourism.com)

 ハワイ島のハマクアにあるワイピオ・バレー・ロードは、急勾配かつ長いことで有名な坂道です。「ワイピオ」は、ハワイの言葉で「曲がった水」という意味なのだそうです。

 ワイピオ・バレーの谷底から、高低差250mの台地へ行くために、1kmもの急な道を進まなければなりません。平均すると25%の勾配になりますが、部分によっては、今回ご紹介するどの坂よりも急な、40%もの超急勾配になるそうです。急勾配の為、ワイピオ・バレー・ロードを通行可能な車は、四輪駆動の物に限られています。

 長い坂道を歩くのはかなり大変だと思いますが、都会の坂道と違い、ハワイの自然の風景を楽しみながら歩くことが出来そうですね。

2. ロンバード・ストリート(サンフランシスコ, カリフォルニア州, アメリカ)

(image..sfcityguides.org)

 サンフランシスコにあるロンバード・ストリートは、「世界一曲がりくねった道」としてギネスに登録されていますが、実は、急な坂道でもあります。

 曲がりくねっていることで有名な、ハイド・ストリートとレブンワース・ストリートの間の1ブロックは、元々は真っ直ぐな、勾配27%の坂道でした。急勾配なため、当時は、この道を車で通ることが禁じられていました。しかし、やはり近隣住民にとって、この道を車で通行できないのは不便なため、1922年に、坂の角度を緩和するように、8つのヘアピンカーブを付けた道が建設されました。この区画は下りの一方通行で、最高速度は時速8kmが推奨されています。今では、毎年約100万台もの車がロンバード・ストリートを通行しているそうです。



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1. ベイル・ストリート(ブリストル, イギリス)

(image..metro.co.uk)

 ブリストルのトッターダウンの郊外にあるベイル・ストリートは、自転車で上り坂に挑戦したい人にとっては、良い力試しの場になるでしょう。トータル・ウィメンズ・サイクリング紙に拠ると、ベイル・ストリートはイギリスで最も急な坂道で、平均すると25%の勾配ですが、坂の入り口が最も急で、33%もの勾配になっていると言います。ロード・サイクリング・UK紙に拠ると、この最初の急勾配が、自転車で通りを上る際の精神的なハードルになっているそうです。

 ベイル・ストリートは、地元トッターダウンのイースター行事の開催地にもなっています。年に1度、イースターの日に、地元の人がベイル・ストリートに集まって坂の上から卵を転がし、割れる前にどれだけ遠くまで転がるか競うそうです。

via..oddee.com

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  1. 一般公道で30%超とか、すげぇw 住んでられないなぁ。
    日本じゃあ、林道だって20%くらいなのにね。

    ヒーメヒメヒメ、ヒメなのだー♪

  2. 長崎県の住宅地の坂道も大概だと思うのは、日本人の贔屓だろうか

  3. 東京だけど、目白辺りののぞき坂もすごかった。
    坂の半ばで軽トラが立ち往生してた。

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