人類の移住先になりえる星5選

 地球は人類にとって完璧な住まいです。

 この言葉に偽りはありませんが、1000年後も人類はこの地球に住み続けられるのでしょうか?

 この問いかけに対して、ほとんどの科学者たちは、否定的な考えを持っています。もしこの地球で住めなくなった場合は、近くの星へ何とかして移住するしかありません。

 今日は、そんな人類の移住先になり得る星を5つ解き明かしていきましょう!



    スポンサードリンク

5.月

(image..workaholic-web.com)

 1番の移住先候補は、地球の衛星、月です。

 月には大気が無く、磁場もとても弱いという不利な点もありますが、利点の1つとして、地球からの近さが挙げられます。

 月の地下には、巨大な空洞が、50キロに渡って続いていることが、探査機「かぐや」により観測されています。

 この空洞を利用して、人類の植民地を建てたり、観測所や住居を建設すれば、月にあるたくさんの天然資源を入手することができます。月には、鉄、アルミニウム、チタン、そして核融合発電に使われる貴重な「ヘリウム3」という天然資源が眠っています。

 しかし、月にも問題点があります。まず、気温差が激しく、1日の長さも4週間近く(27日間)ありますので、体調を崩してしまいそうになりますね。

 さらに大きさの地震、月震も頻発しており、東京ディズニーランドもないので、月にはそれほど魅力を感じませんが、いざという時にはやむをえません。

4.火星

(image../gigazine.net/news)

 NASAが2030年に火星移住計画を実行しようとしていることは知っていますよね。

 比較的近い場所にある火星ですが、この星で、人類が長い間生き延びられるものなのでしょうか?

 結論を先にいうと、火星に人が住み着くことは可能だと考えられています。

 その理由として、火星と地球は多くの共通点があるからです。

 まず、火星には地球と同じく、四季があり、暑い時期と寒い時期があります。

 しかし、火星の1年は、地球の1.88年相当であるため、火星の四季は地球の約2倍の長さになります。

 つまり、夏が6ヶ月、冬が6ヶ月続くということです。ちょっと面白いですよね。しかし、火星は、ビーチでリア充するような程よい気候ではなく、場所によっては、20℃~-130℃と、寒暖差がかなり激しくなります。

 また火星では、太陽から吹き出す極めて高温の太陽風が発生します。

 それでも、入植の初期段階で、きちんとした拠点を建設できれば、太陽風から身を守ることが出来るでしょう。

3.ケレス(火星と木星の間の準惑星)

(image..itmedia.co.jp)

 ケレスは、数百万もの小惑星があるといわれている火星と木星の間の小惑星帯という領域に位置している準惑星です。

 このケレスが人類にとって良い住処になる可能性があります。

 なぜなら、ハーシェル宇宙望遠鏡の観測により、水蒸気の噴出が確認されており、水や氷も存在していると考えられているからです。

 また重力がとても弱く、資源も豊富なので、効率的にケレスから資源を輸送することが出来るでしょう。

 しかし、ケレスに永住することは、少し難しいかもしれません。その理由として、小惑星帯では多くの小惑星が飛び交っているため、その中の1つが、ケレスに衝突する可能性があるからです。

 また、この準惑星には太陽光があまり届かないので、健康被害が出るかもしれません。

 しかし、小惑星探索の一時的な拠点になることは十分にありえます。



スポンサードリンク

2.エウロパ(木星の第2衛星)

(image..seasky.org)

(image..fc2.com)

 人類が地球を離れて生き延びていく方法の1つとして、エウロパへの入植も考えられています。

 エウロパは木星の衛星のうち、4番目に大きい衛星です。

 エウロパの表面は、厚さ3km以上の氷で覆われていますが、その氷の下には海が広がっているため、様々な用途に活用できるのではないかと期待されています。

 しかし、エウロパは、高レベルの放射線に晒されているため、人類は、放射線防御壁が無いと生存できないでしょう。

 また、エウロパの気温は、マイナス170度の極寒で、重力も弱いため、外にでることは難しく、長く生活していると筋肉がやせ衰えてしまう可能性があります。

 さらに、海に住むエウロパの生物のことも忘れてはいけません。

 彼らにとっては、自分たちの故郷であるエウロパに人類が入植してくるのは嬉しくないでしょうからね。

1.タイタン(土星の第6衛星)

(image..pinterest.jp)

 土星の最大の衛星であるタイタンは、永住するのには最適な場所ではないかもしれませんが、宇宙旅行の一時的な住まいには適しているでしょう。

 タイタンには大気があり、その97%が窒素、残りの2%がメタンで構成されています。

 タイタンの気圧は、地球の気圧の1.5倍ですが、人類は1.5倍の気圧下でも問題なく生活していけます。

 密度の高い大気は、タイタンを隕石や放射線から守る役割も果たしています。

 しかし、タイタンの大気によって起こる問題も考えられます。

 1つ目は、メタンと酸素が存在する状態で着火すると爆発してしまうことです。タイタンにはメタンがあり、人間には酸素が必要ですから、ちょっとしたことで大爆発が起こることが懸念されます。

 2つ目は、適切な断熱・暖房方法を発展させる必要があることです。タイタンは、太陽から離れているため、表面温度が-179°Cの極寒の世界です。

 そのため、地下に拠点を作る必要がありますが、タイタンまで、巨大な建設装置や建設資材を運ぶのは大変ですから、住居はエアドームを(密閉された空間で、生活するホテルのようなもの)使うことになるでしょう。

 今のところ地球を離れる必要には、迫られてはいませんが、もし1年後に地球から離れなくてはならない場合は、皆さんはどの星に行ってみたいですか?

スポンサードリンク

コメント