歴史上で最も有名な武器職人10選

銃や刀といった武器は、人殺しの道具でありながらも技術力の賜物であり、一部の武器は、芸術品のような側面もあります。

実際に多くの場所で、美しく研ぎ澄まされた刀の展覧会も開かれており、その精密なほどの武器に多くの人が魅了されています。

今回ご紹介するのは、現在も語り継がれるほどの高い技術を持って武器の作成に取り組んだ10人の武器職人たちです。



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10.リチャード・ジョーダン・ガトリング/ガトリングガン

(image..blog.theautry.org)

リチャード・ジョーダン・ガトリングは産業革命時代のアメリカの発明家であり、初期のマシンガンの一つであるガトリングガンを製造しました。

リチャードは、南北戦争の際に多くの戦死者を見て、「1人で100人分の働きができるような武器を開発できたら、戦争に行く兵士の数を大幅に減らせるのに・・」と考え、ガトリングガンの発明に至りました。

初期のガトリングガンは、1分間に200発の発射速度でしたが、改良の末、1分間に3000発での射撃が可能となりました。

9.相州貞宗/長銘貞宗

(image..wikipedia/Kakidai)

通称「彦四郎」と呼ばれた相州貞宗は、13世紀から14世紀にかけての相州伝(新藤五国光によって伝えられた刀作りの方法)の代表的刀工であり、師である正宗から宗の一字を貰い、4人の弟子を取ったと言われています。

彼の刀は、複雑な彫り物が特徴的であり、作品の中には豊臣秀吉が所持していたものもあります。

現在、彼が作成した刀は、かつて秀吉が所有していたとされる「長銘貞宗」しか残されていません。

8.エリファレット・レミントン/レミントンライフル

(image..wikipedia.org)

レミントンはアメリカの銃職人であり、レミントンライフルを筆頭に現在のレミントン・アームズ社を立ち上げました。

もともとは個人でライフルを自作しており、その性能の高さが評判を呼び、沢山の注文を受けたことから、ビジネスとして銃の製造を始めました。

その後、工場で高品質の銃の生産に成功し、第一次、第二次世界大戦共にレミントン社の銃が大量に供給されました。



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7.ジョン・ガーランド/M1ガーランド

(image..riflemansjournal.blogspot.com)

カナダ系アメリカ人の武器デザイナーであったジョン・ガーランドは、初期のセミオートマチックライフルの中でも一躍ヒットとなるM1ガーランドを製作しました。

10代の頃は、織物工場の機械工として働いており、銃の設計は趣味で行っていました。その後、1917年にアメリカ陸軍に自身で設計した機関銃が採用されたことで、アメリカ陸軍の目に止まり、正式に銃の設計を任されることになりました。

1936年にM1ガーランドの大規模製造が始まると、すぐにセミオートマチックライフルのスタンダードとなりました。

M1ガーランドは他国の銃よりも性能が良く、世界大戦のほか、朝鮮戦争やベトナム戦争の一部でも利用されました。

6.ユージーン・ストーナー/M16

(image..historicalfirearms.info)

ユージーン・ストーナーは、インディアナ州出身の銃火器設計者であり、のちにアメリカ陸軍に採用される「M16」ライフルの前身である「AR-15」ライフルの開発を支えた一人です。

第二次世界大戦時には海兵隊として太平洋と中国北部での戦線に参加しました。

戦後、飛行機の部品整備会社に勤め、チーフエンジニアにまで昇格し、その際に培った技術を生かして小さなライフルを製作しました。

彼がデザインしたAR-15はそれまでの発明から改良が加えられ、軽くて小さいながらも威力が高く、のちにアメリカ軍に採用されました。

5.ミハイル・カラシニコフ/AK-47

(image..cnn.com)

ミハイル・カラシニコフは、ロシアの発明家であり、世界で最も使われているアサルトライフル、AK-47を開発したことで知られています。

しかし、AK-47の流通はカラシニコフが制御できる範囲を大幅に超えて、世界中に広まってしまったため、「防衛兵器」ではなく「攻撃兵器」として扱われるようになりました。

AK-47はとても扱いやすく、安定性もあり、さらに製造コストも低くおさえられるため人気となり、1949年にはソビエト軍の公式なアサルトライフルとなりました。



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4.千子村正/村正

(image..davidvandykestewart.blogspot.com)

千子村正は室町時代の刀工であり、彼の作る刀は完璧な質ですが、血を求めて使用者を狂気に陥れる妖刀と呼ばれていました。

徳川家と村正の刀には因縁があり、家族や友を村正の刀で失い、自身も村正の刀で怪我を負ったことがある家康は因縁を断つために、全ての村正の刀を焼き尽くしました。

そのため今では伝承や物語でのみその存在が語り継がれています。

3.サミュエル・コルト/リボルバー

(image..wikipedia.org)

サミュエル・コルトはアメリカの発明家であり、工場の経営者でもありました。

彼は自社工場で、リボルバーを開発すると、持ち前のビジネスセンスで、彼の発明したリボルバー拳銃は類を見ないほど人気となりました。

2.ジョン・モーゼス・ブローニング/銃全般

(image..thetruthaboutguns.com)

アメリカの銃火器設計者であったブローニングは、現代の銃の礎を築き上げました。

彼が初めて銃の製作をしたのは13歳の時であり、彼の考えた銃の設計やデザインは、全ての銃の仕組みに影響を与えています。

射撃、引き金、装填などの基本の銃のシステムを開発し、最初の自動装填拳銃を発明しました。

セミオートマチック拳銃や自動銃、ガス式マシンガンなどの発明などはブローニングのデザインを活用して開発されました。



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1.五郎入道正宗/正宗

(image..qompendium.com)

正宗は日本における最高峰の刀工であり、主に太刀と短刀を製作していました。

まだ純粋な鉄を確保できない時代に、精密で美しく、他にない品質の素晴らしい刀を作ったため、日本刀剣史上、最も有名な刀工の1人となっています。

正宗には、有能な10人の弟子「正宗十哲」がおり、正宗の作風は各地の刀工に影響を及ぼしました。

正宗の刀の中でも、銘が入った刀は少なく、日本政府が国宝として保管、管理しています。

中でも有名なものの一つに、本庄正宗という代々将軍に受け継がれてきた名刀がありますが、1945年に占領軍に押収され、焼失してしまいました。

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