アメリカ警察の間違った家宅捜索8選

警察官が窓を蹴破って強制的に捜査を行うシーンを、映画でよく見ることがありますが、日本では、そこまで乱暴なものは、あまりありません。

しかし本場アメリカでは、確信と証拠をつかんでいれば、窓を蹴破り捜査を行うといったことも少なくありません。その結果として犯人を捕まえられればいいのですが、中には場所や犯人を間違えているにも関わらず、強引な捜査を行った例も存在しています。

今回は、そんなアメリカで起こった間違った家宅捜索を8つご紹介します。



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8.アパート違いで被害にあった女性

(image..herichest.com)

2年におよぶ麻薬や武器の密売調査がついに大詰めを迎え、マサチューセッツ州のフィッツバーグにあるアパートにいよいよ警察が突入することになりました。

彼らはチェーンソーでドアを破壊した後、その中にいたジュディ・サンチェスさんを取り押さえ、30分もの間、彼女に銃口を当て続けました。

サンチェスさんによると、彼女は警察がドアを破壊している間、場所違いではないかと何度も(彼女の記憶では50回以上)伝えましたが、彼らは聞く耳を持たず、とにかく中へ入ってこようとしたそうです。

無実の女性に銃口を向け続けて30分近く経過した後、やっと彼らは突入すべき場所が実は別のアパートだったことに気づきました。彼らはサンチェスさんのアパートのドアを壊してしまった弁償をするつもりはあるようですが、問題はそんなことではありません。サンチェスさんも彼女の幼い娘も、夜になると恐怖で眠れなくなってしまったのです。次にまた警察が来たときのために、枕元には野球用のバットを置いてあるそうですが、チェーンソーや銃を持って突入されると、誰だってなす術はありませんよね。

7.警察に笑い者にされた挙句、骨まで折られた男性

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トーマス・トーレスさん(当時54歳)は、警察からひどい扱いを受けた上に、大怪我まで負わされて、入院を余儀なくされました。

警察は何の証拠も掴んでいないのに、彼に薬物使用の容疑をかけていたのです。警察はまず、トーレスさんのアパート1階のドアを破り、彼の顔めがけて殴りかかり、彼の頭部を踏みつけたのです。そして彼らはアパートの部屋を捜索している間、トーレスさんを見てクスクス笑っていたそうです。

警察が彼に手錠を掛け、連行しようとしたため、彼は懸命に何かの間違いだと警察に伝えました。結局、彼の部屋から違法なものは何も見つからなかったのでトーレスさんは解放されたのですが、騒動の最中に腕を骨折してしまったために入院する羽目になってしまったのです。



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6.マリファナを育てていると誤解された男性

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2014年、ジョージア州カーターズビルに住むドゥエイン・ペリーさんは、マリファナを密かに育てているという容疑で警察から捜査を受けました。

その日、ペリーさんはヘリコプターが自宅の上空を飛んでいることに気が付いていましたが、まさか自分が関わっているとは思ってもいませんでした。しかし、警察犬を連れた警官が彼の家の玄関に現れた時、彼はだんだん自分が置かれている状況がわかってきたのです。

実際、ペリーさんが育てていたのはマリファナではなくオクラだったので、完全に警察の勘違いでした。

ペリーさんは警察からあらぬ疑いをかけられただけでなく、ヘリコプターまで出動され、非常に不快な思いをしたはずです。彼は定年退職して道徳や法律に反することなく、平穏な生活を送っていただけなのですから。

その後、警察は彼とその近隣住民に謝罪したそうです。

5.理由もなく愛犬を射殺された兄弟

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10代のトーマス・ラッセルとダーレン・ラッセルの兄弟は2009年に警察による不当な家宅捜索の被害を受けました。

警官たちは令状を持って2人の住むアパートを訪ねました。トーマスがドアを開けると、警官は銃を構えていました。警官たちの捜査が始まる前に、彼は飼い犬であるレディを犬小屋に戻してもいいかどうか尋ねましたが、警官はそれを許しませんでした。

警官たちが部屋を捜索し始めると、レディは尻尾を振りながら部屋中を走り回ったのです。それを、ひとりの警官が射殺しました。その後トーマスは逮捕され、警察の捜査を妨害した罪に問われてしまいましたが、法廷では無罪となりました。そして結局、彼のアパートからは違法薬物は発見されず、別の住人の部屋から薬物が見つかりました。

ラッセル兄弟は、警察の行き過ぎた権力行使、誤認逮捕、不当に愛犬の命を奪ったことなどに対して訴訟を起こしました。家族の一員として長年一緒に過ごしてきた愛犬を打ち殺されたら、どんな飼い主だって激怒するはずです。残念なことに、このような出来事はかなり頻繁に起きています。彼ら兄弟は、愛犬レディの死に対して3,700万円以上の賠償金を支払われました。



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4.8年の間に50回以上も警察による訪問を受けてきた夫婦

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何度も何度も、警察に間違って訪問され続けると、あなたはどう感じますか?

ブルックリンに住むウォルターさんとローズさんの年配夫婦は、法律に背くことなく生活を送っているにもかかわらず、8年間にわたってなんと50回以上も警察に訪問されているのです。これは、夫婦が何かしたわけではありません。彼らの住むブルックリンの家の住所が、かつて署内のコンピュータシステムの動作テストに使われていたことが理由と考えられています。そのせいでコンピュータが間違えた住所設定のまま反応するため、警官たちは犯罪者がそのブルックリンの夫婦の家に潜んでいるものと誤解していたのです。

いつ警官が訪ねてくるかわからないこんな状況では、自宅にいても気が休まる時はありません。何度も警察に間違えられるなんて本当に迷惑で不愉快ですが、でも実際にあった話として友達や家族とのおしゃべりのネタにすることはできそうですね。

3.警察が投げ入れた閃光手榴弾の被害にあった赤ちゃん

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2014年にジョージア州コーネリアで起きたSWAT部隊の突入が史上最悪のケースとして人々の心に残っています。

SWAT部隊が5月28日、ワニス・ソネシーヴァさんの自宅玄関のドアを突破しようとしたとき、内側から何かで閉じられていたのです。そのため警官のひとりが家の中に閃光手榴弾を投げ込んで突入すると、なんとドアをふさいでいたのは、1歳7ヵ月の赤ちゃんの寝ていたベビーサークル(赤ちゃんが安全に遊ぶための囲い)だったことが分かったのです。

投げ込まれた手榴弾はベビーサークルを焼き焦がし、その上、燃え広がった炎によって赤ちゃんは顔や胸にひどいやけどを負いました。結局、警察が追っていたワニス氏は、その事件が起きたときは家にいませんでした。

2.ソファで寝ている時に突然射殺された少女

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2010年5月16日、7歳だったアイヤナちゃんは、デトロイト東部の自宅のソファで寝ているとき、警察に打ち殺されました。

アイヤナちゃんの叔父には、その突入の数日前に10代の子供を殺した容疑がかけられていたため、警察はその子のアパートの2階に住んでいた叔父を逮捕するために、突入に踏み切ったのです。

まず、ジョセフ・ウィークリーさんという名の警官が、突入のために閃光手榴弾を投げ込み、その手榴弾によって、アイヤナちゃんの使っていた毛布に火が燃え広がりました。さらに、ウィークリーさんはアイヤナちゃんの頭に銃弾を撃ち込みました。

後に彼は、アイヤナちゃんを守ろうとした祖母マーティラさんと取っ組み合いをしていて、誤って発砲してしまったと述べています。マーティラさんは、孫に危害が及ばないように警察に懇願したのだと主張しています。

後日、A&E映像会社によってこの事件の一部始終が映像化され、リアリティ番組として放送されました。

長期にわたる刑事裁判の後、ウィークリーさんに対する告訴は棄却される結果となりました。



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1.22発も撃たれた上に、病院にも搬送されなかった男性

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ホセ・ゲレーナさんはイラク戦争の従軍兵で、奥さんと4歳の息子と一緒にアリゾナ州のトゥーソンで暮らしていました。

事件の起きた晩、彼らの家の外で不審な音が聞こえたため、彼の奥さんが寝ている彼を起こしました。その音は後に、裏庭に気を向けさせるための手榴弾の音だったことが分かっています。ゲレーナさんはまず、奥さんと息子をクローゼットの中に隠れさせ、そしてライフル銃を構え、身を潜めて様子をうかがっていました。ゲレーナさんは誰かが家に押し入ろうとしているのだとは思いましたが、まさかその侵入者が警察だったとは思ってもみませんでした。

突入した警察は、ゲレーナさんに発砲すると、後に5人の警官がゲレーナさんに向けて、少なくとも71発も発砲しました。そのうちの22発がゲレーナさんに命中し、彼は命を落としました。警察がゲレーナさん宅に到着してから、わずか38秒間の出来事でした。その後、1時間近くも彼は病院にも搬送されず、適切な処置を受けることさえ許されませんでした。

ゲレーナさんの遺族には、およそ38億円の賠償金を支払われましたが、警察はいまだに自分たちの誤りを認めてはいないようです。

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  1. そういえばテロリスト認定されたら礼状なく強制捜査とかいう話が結構前にあったけどあれどうなったんだ

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