逆効果になってしまった法律5選

 良かれと思ってやったことが裏目にでることってありますよね。

 例えば、最高のタイミングで投げた閃光弾が不発で、画面が見づらくなったり、唐揚げにかけたレモンで喧嘩になるなど、状況によって、逆効果になってしまうことが世の中には多く存在しています。

 今回は、そんな裏目に出てしまった世界の法律を5つ見ていきましょう!



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1.コブラの捕獲

(image..petpedia.net)

 まだイギリスの占領下にあったインドの首都デリーでは、ヘビが多く出没しており、ヘビ嫌いの知事が、蛇を減らすために、「死んだコブラを提出すれば報酬を与える」という政策を打ち出しました。

 その政策のおかげで、最初のうちは、みるみるうちにコブラが減っていったのですが、そのうち人々は、コブラ農場を作り、たくさんのコブラを生育し、それを殺して提出し始めたのです。

 この時、生育コストよりも報酬の方が高額だったため、コブラ農場は、大きく儲けることができたのですが、その事実に気づいた知事がこの懸賞金をやめたところ、価値のなくなったコブラは一気に野に放たれ、野生のコブラが蔓延することになりました。

2.銃の買い戻し

(image..www.ammoland.com)

 日本では、銃を所持することができませんので、楽しみにしていたピノを食べられたくらいで、血が流れることはありませんが、アメリカなどの国では、銃を持つことができるので、ピノのつまみ食いは、非常に危険です。

 そんな一髪触発の事態を是正するべく、行ったのが「銃の買い戻し」というもので、所持している銃を当局へ提出すれば、一定額キャッシュバックするというものでした。

 ただでは人は動きませんので、非常に良いアイデアのようにも思えましたが、もし気に入らなければ政府に銃を戻せばお金が返って来るわけなので、「試しに購入してみようかな」という人の購入促進になり、今持っている銃を売って、より良い銃にアップグレードする人が相次ぎました。

 また、使い物にならないボロボロのものだけを提出し、メインは家に置いてある、という人もたくさんいたそうです。

3.禁酒法

(image..www.ilovehistory.org)

 アメリカで1920年から1933年まで施行された禁酒法は、読んで字のごとく、お酒を禁止する法律で、この法律が成立した後は、バーに乗り込んで瓶や酒樽を斧で叩き割るといったパフォーマンスが行われました。

 しかし、アメリカ以外の周辺諸国では、お酒を飲むことができたため、アメリカ人がそちらに流れ、アメリカ以外の醸造所が大いに栄えました。

 その他にも、アメリカ国内で、マフィアによる密輸種が高値で取引され、いつしかお酒は、マフィアたちの豊富な資金源になっていたのです。

 またアルコールにかかる毎年500億円の税収が無くなった事で、アメリカの財源に悪影響を及ぼし、1933年にこの禁酒法は、廃止となりました。



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4.大気汚染改善

(image..www.animalpolitico.com)

 メキシコの首都、メキシコシティは、排気ガスの大気汚染が深刻な問題となっていました。

 そこで、「Hoy No Circula(今日は運転しない日)」という、車の運転制限を行う条例が定められました。

 これは、車のナンバープレートの番号に該当する数字があればその曜日は、運転ができないというもので、例えば月曜日は5、6の含まれるナンバープレートの車は運転できない、といった規制でした。

 しかし、メキシコシティの人々にとって車は大事なライフラインなので、他の曜日にも運転できるように、車をもう一台購入する人が相次ぎ、さらに安くて質の悪い車が走るようになったため、排気ガスの排出も多くなり、大気汚染はさらに深刻になりました。

 今では、大気汚染を減らすべく、月1回、土曜日に、誰も車を運転できない日が設けられています。

5.漁獲制限

(image..www.nuestromar.org)

 EUでは海洋資源の保護のため、漁獲量の制限に乗り出し、定められた量、種類に違反が認められた場合は、ペナルティを課すことに決めました。

 しかし、漁師たちは制限漁獲量ギリギリまで獲るために、漁獲量以上に獲れてしまった魚の中から、市場価値が低いと判断したものを大量に海に廃棄していたのです。

 結果、大量の魚の死骸が海洋汚染を引き起こす原因になり、逆効果を招いてしまいました。

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