なぜ人類は、もう一度月に行かないのか?

 1969年7月20日、人類は初めて月面着陸を果たし、月面に21時間30分滞在しました。

 とても感動的な瞬間だったのは言うまでもありませんが、最近では火星やその他の惑星に興味の対象が移り、めっきり月の話はされなくなりました。

 今回はなぜ、人類は50年間、月に行かないのかを解き明かしていきましょう。



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1.資金不足

 実は、月面に着陸を果たした後、2004年にアメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュは、2020年までに新しい有人月面着陸ミッション「アポロ2.0」を計画していました。

 しかし、この計画は2010年に中止されています。なぜでしょうか?

 月には、アルミニウムやヘリウム3、鉄などの資源が豊富にあります。もしこの資源がお金になるのであれば、月になにが何でも行こうとするはずです。

 しかしあんなに近くに感じる月も高度380000kmにあり、その場所に人を乗せて、ロケットを飛ばすとなると人身事故だけでなく、約50万人と9兆円の費用が必要になってきます。

2.費用対効果を考えると行く必要がない

 それでも1969年に人類が初めて月に行くことには、意味がありました。

 宇宙飛行士たちによって、月の石のサンプルが持ち帰られ、初めて人間が月に足を踏み入れたということには、人類にとって大きな一歩だったからです。

 しかし、現在、月にある資源のために月に行く必要があるのかというと答えは「ノー」です。

 NASAに勤務しているロバート・フロストは、「当時使っていた材料はなく、もし行くのであれば、現在利用可能な材料を使うことになりますが、体積、圧力、張力、相互作用、乗り物の能力全てが変わるため、今から専門知識を再構成し、新しい操縦士や乗組員を用意すると何年もかかる」と語っています。

3.無人探査機でOK

(image..www.pinterest.jp)

 「それでも、月にはまだ何かあるかもしれないじゃん!」という人もいることでしょう。

 確かに人類のロマンですから気持ちはわかります。そのために、「無人探査機」があります。

 初の月面着陸を果たしたころから50年近くたったため、無人探査機の技術がかなり向上しました。

 日本の「かぐや」は1年8か月にわたって月周回軌道で観測を続け、2009年6月11日に月面に衝突しし、中国の探索機「嫦娥3号」は2013年月面に着陸を果たしました。

 そのため、月に人が行く必要性は限りなくないことになります。

 一応、中国は、2025年に月に人を送り込む予定とのことですが、有人月飛行についての具体的な計画が出ているわけではありません。



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